《チャーシューちゃん》

保護から里親探しまで〜

2015年11月、Kちゃんからの相談が入る「ある家で3匹の子猫が保護されていて、ご飯はもらっているけれど。。。」不安げな話の内容だ。仲間のAさんと3人で視察にいくと、暗い部屋に置かれたケージ内に3匹の子猫が入っている。寒いのに敷物もベッドもない。部屋に入ってきた私たちを見てイルカショーのイルカのようにバッシャン、バッシャン、ケージ内を飛び交い暴れ回る。ご飯はもらっているが愛情をかけられていない動物にみられる反応。まだ小さくて、これから軌道修正できると判断し、Aさんが噛みつかれながらも3匹を捕獲し連れて帰ってトレーニングを開始してくれた。

最初は空気砲バンバン飛ばして「ほんまになれるかな〜」との心配もあったけれど、Aさん家の先輩猫さんが「全部の人間が悪いわけじゃないんやで。せっかく暗いケージから出るチャンスがめぐってきたんやから幸せになろうよ!」って教えてくれたのかな〜?3匹は少しづつ少しづつ、人との距離を縮めていくことに成功。さすがはAさん夫妻と先輩猫さんの素晴らしいトレーニャング☆ その後しばらくして、メンバーの家に連れて帰ってから、それぞれの里親探しを開始した。

〜里親さんとの出会い〜

里親会にきてくださったNさま。会場にはたくさんの猫がいる中、チャーシューちゃんを抱っこしてくれて「もう一度よく考えてからお返事します」と言ってくださり、次の里親会にもう一度ご家族さんと来てくださり、健康的な心配ごともある中、「ぜひうちに」とおっしゃってくださいました☆大感動!!! 

おてんばで可愛いチャーシューちゃん。Nさんのお家で元気に今を一生懸命愉しんでいるようです。本当に本当に嬉しいです。そして、この猫さんほど、里親探しの活動をしていて大きな励みをもらった猫さんはいません。

たくさんの勇気をありがとうね、チャーシューちゃん☆大好きなパパとママに甘えてたくさん幸せになってね!!